2003年春夏のルックスに欠かせない流行の中に、『ワンショルダー』があります。大きめなトレーナーやドレスをわざとずらし、ワンショルダーにして着こなすこのスタ イル、今シーズンのパリコレ会場でとにかく頻繁に見られたアイテムでした。パリの街じゅうでもワンショルダーを上手に着こなしている人が多く、寒がりの私は『風邪をひかないのかしら?』と心配しながら見守っていたものです。
近年、ファッションデザイナーたちが、過去からのトレンドモチーフをこぞって探すように、今シーズンは様々な時代のプレイバックスタイルが上手にリミックスされて登場しました。とりわけ印象的だったのが、80年代の映画『フラッシュダンス』のリメイクを古代ローマが舞台の映画『グラディエーター』のようにアレンジしたこのワンショルダースタイルです。素材がスウェットやジャージだと80年代風のスポーティな感覚が再現でき、またシルクサテンやシフォンなどのフェミニンでエレガントな素材であれば、美しいドレープを楽しみながら古代ローマの『グラディエーター』のような毅然とした美しさを楽しむことが出来ます。 |
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あまりにも数多くのメゾンが『グラディエーター』を発表していて迷うのですが、一番インパクトが強く評判がよかったのが、『ドルチェ&ガッバーナ』の作品だったように思います。上質のシルクサテンをふんだんに用い、大胆なドレープをハープのように渡らせたドレスは、セクシーでありながら、どこかエレガンスな雰囲気を醸し出していて、ほんとうに素敵です。
女性の魅力を最大限に生かした服作りが目立っている今シーズンは、『風邪をひきそう..』などと躊躇せずに、どんどん魅力的にアピールしていかないとならないなーと感じました。
勇気のある方には、是非トライしていただきたいトレンディルックです。 |
Text by Hiromi Kobayashi |
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