| みなさんは「インフォームドコンセント」という言葉を聞いたことがありますか? 自分自身に限らず、あなたの家族がその場面に直面するかもしれません。わかりやすく解説をしてみましょう。 |
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| たとえば、肺がんで手術が必要であると言われたとしましょう。患者にとってはまさに一生に一度の大事件です。したがって、患者は医者からどんな病変がどこにあって、どんな手術をするのか、どうしても手術をしなければならないのか、危険はないのか、など詳しい説明を聞きたいと思うでしょう。しかし、医者にとっては毎日のように手術をしていますから、個々の患者は大勢の患者の一人に過ぎません。 |
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| いくら心配で説明を聞いても、患者や家族にしてみれば、十分納得のできないことが多いと思います。その場合、他の病院の医者にもう一度、診断と治療に関する意見を聞くのがよいと思います。それがセカンドオピニオンです。両者の意見が一致していれば問題はあまりないと思いますが、意見の差が大きければ、さらに第3の医者に意見を聞くという選択もあります。 |
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患者には、自分が今かかっている病気についてきちんと説明を受ける権利がありますし、自分が選択した検査・治療を継続してその病院で受けていくのかを決定する権利もあります。病気は自分のことであり、後で悔いが残らないように最終決定は自分ですることが大切です。それが「インフォームドコンセント」、説明を十分受けた上での同意ということなのです。 |
(健康事業総合財団 [財団法人東京顕微鏡院] 学術顧問、東京都老人医療センター名誉院長 小澤利男) |