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平均寿命とはその年に生まれた人の予測年齢のことをいいますから、現に生きている人はこれよりさらに長命ということになります。つまり、現在50〜60歳の男性の平均寿命は約80歳、女性は約85歳になります。実際、現在の最多死亡年齢は男性で84歳、女性で88歳くらいです。まさに人生80年代といえるでしょう。 |
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歳をとると病気になるのは避けられません。このことから平均寿命のうち、とくに健康体で生きられる期間を平均健康寿命と呼んでいます。最近、WHO(世界保健機関)が試算したところによると、日本人の平均寿命は80.9歳、平均健康寿命は74.5歳でともに世界の首位にあります。平均健康寿命の2位はオーストラリア
(73.2歳)、3位はフランス(73.1歳)です。
いずれにしても日本人が長命なのは確かで、米国のある人口研究所は、2050年には日本の平均寿命は90歳を超えるとまで予測しているのです。
しかし、平均寿命は所詮平均値をあらわしているに過ぎません。実際には、若くしてがん、心臓病、脳卒中などで亡くなる人も少なくないのです。来週は、どのような人が健康を保ちながら平均寿命まで達することができるのかをお話しましょう。 |
(健康事業総合財団 [東京顕微鏡院] 学術顧問、東京都老人医療センター名誉院長 小澤利男) |