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| 「ストレス社会」といわれるように、私たちは日常生活の中でさまざまなストレスを感じながら生活をしています。過度なストレスは人を不調にしますが、実は適度なストレスは人を活動的にさせるのです。 |
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図からもわかるように、ストレスの上り坂は緩やかであり、ストレスが増えるに従い活動性も増していきます。しかし、過度のストレス状態では下り坂が急で、一気にその人の活動性を奪ってしまいます。これは運動と似ています。つまり、適度な運動は体力をつけて人を健康にしますが、過度な運動は故障の原因となるのです。 |
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| よいストレスとは、人間を活動的に前向きに進めてくれるストレスです。たとえば、緊張感がまったくない状態では、簡単なミスをしてしまいがちですが、いわゆる適度な緊張感があると、スポーツや勉強や仕事などで実力を発揮でき、よい結果を得ることができます。疲れを感じてもそれはむしろ心地よい疲れであり、ぐっすり眠れるなど健康維持に役立ちます。 |
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| わるいストレスとは、人間に不快な疲れを生じさせ、元気をなくしてしまいます。このストレスを受けているときには、活力がないため実力を発揮できない状態となります。わるいストレスは、その人の活力を消耗させ、心身の病気にかかりやすくしてしまいます。 |
(千葉大学大学院 医学研究院 環境労働衛生学分野 大久保 靖司) |