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どう違う?かぜとインフルエンザ
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インフルエンザってどんなもの?
インフルエンザは、流行性感冒です。「流行る」ということに、特徴があります。症状もかぜより重く、急激に起こります。発熱は38度以上となり、3〜4日続きます。鼻汁、咽頭痛がありますが、むしろ全身倦怠、頭痛、筋肉痛、関節痛、せき、喀痰が目立ちます。ときには涙、眼痛など眼の症状も出ます。幼児、高齢者がインフルエンザにかかると以下のような危険な例があります。

幼児の場合
幼児では、発症後間もなく痙攣、混迷を起こし、脳炎で死亡する例も報告されています。完全に治るには、数週間かかります。

高齢者の場合
高齢者で注意すべきことは、合併症としての肺炎です。インフルエンザ肺炎や二次的な細菌感染による肺炎があります。とくに寝たきりの高齢者では食物の嚥下(えんげ−飲みくだす)機能や痰の喀出(かくしゅつ−吐き出す)機能が低下しているため、誤嚥(ごえん−誤って飲み込み気管に入る)性肺炎が多くなり、これが死因につながります。70歳以上の高齢者、とくに老人ホーム在住者では、ワクチン注射をしてあらかじめインフルエンザ予防をしておくことが必須です。また、医療にたずさわる人もワクチン注射を義務づけなければなりません。

最近では、インフルエンザに抗ウイルス製剤が使用できるようになりました。病の初期に使うと効果があります。早めに手を打って、被害を最小限にしたいものです。

インフルエンザの特徴
発熱: 38度以上、3〜4日続く 筋肉痛: 特に目立つ
鼻汁、咽頭痛: ある 関節痛: 特に目立つ
全身倦怠感: 特に目立つ せき、喀痰: 特に目立つ
頭痛: 特に目立つ 涙、眼痛: 時にある


健康事業総合財団[東京顕微鏡院] 学術顧問、東京都老人医療センター名誉院長 小澤利男)

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