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あなたは医者を信頼できますか?

あなたのかかりつけのお医者さんは、きちんとわかりやすく診察の説明をしてくれますか? あなたの話をちゃんと聞いてくれますか? よい医者、わるい医者と言われる違いはここにあります。わかりやすくお話していきましょう。
よい医者とは?
◎患者とのコミュニケーションがよい
患者の訴えに耳を傾け、診察の後どのような病気にかかっているか、その原因は何か、どのようにすればよいかなど、行き届いた説明がなされる必要があります。病状に関することはお互いに話し合って理解を深めることが大事です。これは個人の医療情報の開示にもつながります。

◎医者の医療技術が高いこと
これは内視鏡や心臓カテーテルの技術が優れていることを意味するものではありません。患者の話を聴きながら、しだいに診断の範囲を狭めていく技術です。上手な医者であれば、患者の話を聴き終わると大体の診断がついています。不審な点があれば、専門医への紹介を積極的に行うこと、これもよい医者と判断する目安です。

よい医者と判断する5つのポイント

わるい医者とは?
■病名の説明が何もない
■やたらに検査をする
■薬の種類が多い
■個々の薬の効果と副作用の説明をしない
■他の医者への転科をいやがり紹介状を書きたがらない
■質問をするとうるさがる


などはよく例に出されることですが、他にもあげればきりがありません。
実践ポイント
貝原益軒の養生訓に「医を擇(えら)ぶ」という項目があります。そこには「保養の道は病を慎むだけではなく、又医をよくえらぶべきで、庸医(わるい医者)の手にゆだねるはあやうし」と書かれています。医療事故が頻発している昨今、身にしみる言葉ですね。
良心的な医療と利潤の追求
すべての医者が、必ずしも道徳的に優れた人間とは限りません。人間的には普通の人と同じですが、弱者である患者と接するので、普通の人よりも高いモラルが要求されます。
一方、病院も診療所も、経営のために利潤をあげる必要があります。現在では私立はもとより国公立の病院でも同じことになってきました。そのためには患者を増やさなければなりません。その結果、一人に割くことのできる時間が減少してきます。良心的な医療と利潤の追求、医療は常にこのジレンマに立たされているのです。


健康事業総合財団 [財団法人東京顕微鏡院] 学術顧問、東京都老人医療センター名誉院長 小澤利男)

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