子宮がんは子宮頚がんと子宮体がんに分けられ、この2つは全く別な病気です。
子宮頚がん:30代から急激に増え始め40〜50代にかけて発症のピーク。本症は性感染症で、セックスによってヒトパピローマウイルスというイボをつくるウイルスに感染した場合、正常細胞が異型細胞(がんの前の状態)になります。この細胞に何らかの要因が加わると、がん化します。このウイルスに対するワクチンが現在開発中です。
子宮体がん:閉経後の50歳後半〜60歳前半にかけて発症するケースが最も多い。性器出血が殆どの例で見られます。新鮮な赤色の出血でも、黒い出血でも可能性があります。更年期以降の人は通常の子宮がん検診(子宮頚がん検診)ではなく、年に1回は子宮体がんの検診(細いチューブを子宮の奥に挿入し、吸引して細胞を採取して調べる)を受けて下さい。
症状は、
1.不正出血がある
2.悪臭のある血の混じったおりものが、腹痛とともに見られる
3.神経が圧迫されている場合、腰痛などの痛み
などがあります。
なお、「子宮肉腫」も子宮体部にできる悪性腫瘍で、2〜5%の発生率ですが、がんに比べて進行が早いとされ、怖い疾患です。 とにかく早期発見がなによりも大切。定期検診はもとより、症状がみられたらすぐに病院へ行かれることをおすすめします。 |