Health 女性の健康

トップ >> 女性の健康 >> 女性の医学事典 >> 女性に特有の疾患 子宮がん

なるほど女性の医学事典

:子宮の病気

子宮がん

子宮がんは子宮頚がん子宮体がんに分けられ、この2つは全く別な病気です。

子宮頚がん

子宮がんの約9割を占める子宮頚がん。近年、20〜30代の若い女性に急増していますが、発症が最も多いのは、40〜50代です。本症は性感染症のひとつとも考えられ、セックスによってヒトパピローマウイルスというウイルスに感染すると、子宮頚部の正常細胞が異型細胞(がんの前の状態)になります。この細胞に何らかの要因が加わると、がん化するのです。
初期にはほとんど自覚症状がなく、症状があらわれたときには、すでに進行していることも。セックス経験のある人なら、誰でもヒトパピローマウイルスに感染するリスクがありますから、自ら進んで検診を受けることが重要です。
なお、このウイルスを予防するワクチンが海外ではすでに実用化され、12-13歳の女子に対する学校接種が公費で行われています。

おもな症状

初期には症状が出ず、がんが進行するにしたがって、さまざまな症状があらわれます。

  1. 月経周期と無関係な不正出血
  2. セックスの際の出血
  3. うみや血液の混ざったおりもの
  4. 下腹部痛や腰痛など
子宮体がん

閉経後の50歳後半〜60歳前半にかけて発症するケースが最も多いですが、近年では30代の若い女性に起こるケースも。 性器出血がほとんどの例で見られます。新鮮な赤色の出血でも、黒い出血でも可能性があります。
40歳になったら、通常の子宮がん検診(子宮頚がん検診)だけではなく、年に1回は子宮体がんの検診(細いチューブを子宮の奥に挿入して内膜の細胞を吸引したり、細いブラシで内膜を擦って顕微鏡で調べる検査)を受けて下さい。

おもな症状
  1. 月経周期や性交渉と無関係な不正出血
  2. 進行すると、下腹部痛や腰痛などをともなうこともあります

なお、「子宮肉腫」も子宮体部にできる悪性腫瘍で、2〜5%の発生率ですが、がんに比べて進行が早いとされ、怖い疾患です。
とにかく早期発見がなによりも大切。定期検診はもとより、性器出血、腹痛などの症状がみられたらすぐに病院へ行かれることをおすすめします。

おすすめの関連チェッカー
自分で発見できる唯一のがんをチェック! 〔乳がんをチェックしよう〕
婦人病の兆候をチェック! 〔婦人病チェッカー〕
上へ戻る