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なるほど女性の医学事典

:子宮の病気

子宮内膜症

子宮内膜症は、成人女性の10人に1人が発症するといわれている疾患です。30〜40歳代に多く、近年では20歳代でも多発傾向にあります。発症数が増えている原因としては、初経年齢が早まっていることや出産回数の減少にともない、女性の生涯の月経回数が多くなっていることも考えられます。
この疾患は、子宮内壁の内膜組織が子宮内壁以外で増殖し、そこで月経のたびに出血を繰り返します。腹腔内で増殖して、腸と子宮や卵巣が癒着してしまい、痛みを引き起こすことがあります。

おもな症状
  1. 耐えられないほどのかなり強い月経痛
  2. セックスの際の痛み
  3. 排便痛

いずれも適切な治療を受けずにいると、不妊の原因となったり、チョコレートのう胞という血のかたまりができたり、腹膜内で大出血などを引き起こす可能性があります。

<子宮内膜症のいろいろ>
卵巣内に子宮内膜症が発症する「チョコレートのう腫」
卵巣に発生した内膜症組織から、月経のたびに出血した血液が貯留して出来るものです。子宮内膜症は卵巣に発生するケースが最も多く、卵巣の子宮内膜症は卵巣がんの引き金の一つではないかとされています。
子宮内膜組織が、子宮の壁である筋層の中で増殖する「子宮腺筋症」
子宮腺筋症になると、子宮が徐々に腫れて大きくなります。また、月経量が増え、ひどい月経痛が起こるのが特徴で、慢性の貧血状態になるケースも見られます。 子宮腺筋症は、ほかの部位の子宮内膜症や子宮筋腫を合併していることが多く、症状が重くなりがちです。
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