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(1)更年期障害って一体なに?
更年期障害とは?
卵巣機能が低下し始めてから低下安定するまでの期間を更年期といいます。実際には閉経期周辺の45〜55歳ぐらいが更年期にあたります。更年期障害とは、卵巣機能の低下によるホルモンの乱れなどが引き起こす、のぼせ・動悸・イライラなどの症状を総称したものです。更年期発来の時期や、障害の程度には個人差があります。日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合には、治療が必要です。
更年期障害はなぜ起こるの?
更年期障害は、卵巣機能低下に伴うホルモン分泌異常と、心理的・社会的要因が複合して起こります。- ホルモン分泌異常
- 卵巣は女性ホルモンを分泌するという働きがあります。女性ホルモンは、女性としての組織や細胞を維持したり、不足しがちなカルシウムを骨に貯めたりと、女性の健康を維持するために欠かせないもの。
卵巣の働きが低下し、女性ホルモンが減少すると、体は卵巣の機能を元に戻そうとするために、卵巣を刺激するホルモンを大量に分泌します。これらのホルモンの変化が自律神経に影響を与え、さまざまな症状を起こすのが一因と考えられています。 - 社会的・心理的・精神的な変化
- 更年期は、子どもの受験や独立、親の介護、夫の定年、職場での人間関係など、人生の転換期といえる出来事が重なりがち。これらの出来事がストレスや精神的症状の原因となり、さまざまな症状を増幅させたりします。
更年期を迎えたら
更年期以降は、女性ホルモンが減少することで、いろいろな病気にかかりやすくなります。更年期障害は一時的な症状ですが、その背後に心臓病やがんなど重大な病気がひそんでいることも少なくありません。症状が現れたときには、がまんしないで医師の診察を受けることが大切です。また、これから迎える更年期・老年期を健康で快適に過ごすために、日頃からバランスの良い食事や適度な運動をするなど、健康管理にはこれまで以上に気を配るようにしましょう。
協力:財団法人 東京顕微鏡院・こころとからだの元氣プラザ
監修:女性のための生涯医療センター ViVi 診療部長 小田瑞恵
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