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婦人病チェックStep3 女性特有の「がん」これだけかかる治療・入院費用

「わたしだけは大丈夫」と、つい他人事のように考えてしまいがちな女性特有の「がん」。
がんばる30代から増えてくるのをご存知ですか。 入院すると仕事を休むことになるばかりか、
予想外の費用がかかります。 女性特有のがんで入院すると
費用はどれくらいになるのでしょう?

女性特有のがんにかかる割合は「32%」

日本人の死亡原因の第1位*1といわれるがん。女性ががんにかかる割合は38.5%*2。約3人に1人がかかる計算です。
この女性がかかるガンのうち、乳がん子宮がん卵巣がんといった女性特有のがんが占める割合は、およそ32%といわれています。*3
近年は子宮がんは少なくなり、乳がんが増える傾向にあります。

女性特有のがんは30代から増加傾向!
女性のがんの種類別推計患者数女性がかかったがんの部位別割合(全年齢)

*1:平成20年 厚生労働省「人口動態統計」より *2:平成21年 厚生労働省「平成21年版 厚生労働白書」より *3:平成17年 厚生労働省「患者調査」より *4:平成17年 厚生労働省「患者調査」より作成

治療費の自己負担額は?(乳がんで入院した場合)

それでは女性特有の病気のうち乳がんではどのくらい治療費がかかるのでしょうか?
たとえば左胸の部分切除、放射線治療などのために月をまたがず、30日入院した場合の例にかかる治療費の自己負担額の目安は以下のとおりです。

乳がんで30日入院した場合にかかる治療費の例(一般所得者)

医療費の内訳

※生命保険文化センター「ガンになった場合の入院費用はどれくらい?」より

実際にかかった治療費
医療費合計(左図を参照)1,519,510円
入院時食事代54,570円
治療費 合計1,574,080円
治療費の自己負担額
入院月(30日間)
1,519,510円×3割=455,850円
ただし、健康保険の高額療養費扱いとなるため、自己負担額は、
80,100円+(1,519,100円−267,000円)×1%=92,625円
※1円未満四捨五入
入院時食事代(入院中は食事なしの場合もあり)
1食につき260円が自己負担額となるため、
260円×83食=21,580円
自己負担額合計92,625円 + 21,580円114,205円

治療費の自己負担額の目安はおよそ「11万円」

上記の例の場合、治療費にかかる自己負担額の目安はおよそ「11万円」となりましたが、病状によっては放射線治療以外に「先進医療」が必要になる場合も。
治療効果が期待できる先進医療の技術料は健康保険の給付対象外。治療費が高くなる原因となっています。

先進医療にかかる治療費の例
重粒子線治療 3,080,411円陽子線治療 2,850,878円センチネルリンパ節の同定と転移の検索 56,310円

※厚生労働省「第35回先進医療専門家会議」平成20年度(平成19年7月1日〜平成20年6月30日)実績報告より算出。
※実際の金額は医療機関によって異なります。

1回の入院にかかる自己負担額は?(乳がんで入院した場合)

健康保険の対象外となるのは先進医療だけではありません。「差額ベッド代」「生活雑費・交通費」などが自己負担となります。(右図を参照)

治療費と合わせるとこの例の場合、
114,205円266,000円380,205円

1回の入院にかかる自己負担額目安は「およそ38万円」(114,205円+266,000円=380,205円)公的な健康保険のみの場合では、 1回の入院には膨大な金額が必要となるのです。

※この自己負担額の目安は一例です。実際の自己負担金額は条件によって異なります。

乳がんで30日入院した場合にかかる健康保険の対象外になる費用の例

※生命保険文化センター「ガンになった場合の入院費用はどれくらい?」より

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気になる症状があるなら
1日でも早く病院へ!病気が進めば進むほど、治療費もかさみます。
いざ病気になっても、治療費で慌てないよう日ごろから備えましょう。