新世紀を正しく歩きましょう。そのために知っておくべき人や国にまつわる歴史を、名作・傑作たちを見ながら学びます。

たったひとりでローマ帝国に牙をむいた男がいた!
西暦180年。後に5賢帝のひとりに数えられるマルクス・アウレリウス皇帝率いる大ローマ帝国の権勢は最強を極め、ヨーロッパ全土にその猛威をふるっていた。だが、そんな皇帝にもたったひとつの悩みがあった。それはどうしようもない愚息のこと。コモドゥスと名づけた息子に皇位を継承させるべきか否か、そしてその答えを出した時、ひとりの心優しく人望の厚い男マキシマスは、悲劇の道を歩かされることになる。
孤独なる復讐と帰郷の物語
マキシマスはローマ帝国最強の軍隊を率いる将軍であった。オープニングからいきなりド迫力で展開される原住民とローマ軍の攻防戦においては、勇猛果敢かつ修羅のごとき顔を見せるマキシマスだが、その素顔はとても優しい。風や土や木々を愛で、家族をこよなく愛するひとりの農夫なのである。そんな彼に悲劇が降りかかったのは、敬愛する賢帝アウレリウスに見込まれ、皇位を継承しないかと言われてから。怒り狂うコモドゥスは実の父である皇帝を暗殺。さらにマキシマスにも謀反の罪を着せ処刑しようとする。間一髪処刑を免れたマキシマスだが、何も知らず彼の帰りを待つ妻と幼い息子は無残にも焼き殺されてしまう。悲しみに暮れる彼は、あの世での再会を胸に一介のグラディエーター(剣闘士)になりさがりながらも、強大なるローマ帝国にたったひとりで牙をむくのだった。
プライドを胸に新世紀を歩こう!
東京ドーム並みの巨大コロシアムを完全再現。そこで繰り広げられる血と涙の剣劇!まさに血湧き肉踊る男たちの明日なき戦いを見よ。殺し合いを余儀なくされた奴隷戦士たちが見せるどん底でも忘れないプライドに学べ。間違いなく21世紀を代表するアクターとなろうラッセル・クロウの渋さに熱き涙を流そう!
「グラディエーター」(2000年 アメリカ)
監督/リドリー・スコット
出演/ラッセル・クロウ ホアキン・フェニックス リチャード・ハリス
DVD/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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