eSampoおすすめ度 :お茶目でキュートなジョージに目が釘付け!     |
子どもの頃の「遊び心」失っていませんか?
世界中で長年親しまれている原作が映画化されたと聞いて、今まで映画化されなかったことを不思議に思いました。もし原作を読んだことがなくても、誰もが一度くらいはイラストを目にしたことがあるでしょうし、冒険や友情といった要素をふんだんに盛り込んだ内容は、まさに映画に打ってつけではありませんか!
監督は『シュレック』、『リトル・マーメイド』、『ロジャー・ラビット』等のアニメーション作品でクリエイターを務めたマシュー・オキャラハン。きっと、最新技術を駆使した映像で楽しませてくれるに違いないと期待していました。ところが! 現在、アニメーション作品の主流はリアルな映像が持ち味のフルCGだというのに、本作は、あえて2Dアニメーション(平面に描かれた絵を動いて見えるようにしたもの)で制作されているのです。でも、それが逆に、手作り感や懐かしさといった原作のイメージを忠実に再現する効果をもたらしています。
本作はジョージの可愛らしさ抜きには語れません。持ち前の好奇心を発揮して、スクリーンを所狭しと駆け回るその姿は愛嬌たっぷり! ニコッと満面の笑みを浮かべる姿に、思わずつられて顔がほころんでしまいます。ジョージは鳴き声を発するもののセリフは喋りません。その代わりに、ジャック・ジョンソンの心地よいサウンドに乗せて、ジョージの心境が語られているので要チェックです。
好奇心旺盛でお茶目なジョージと、鈍感でおっちょこちょいな“黄色い帽子のおじさん”テッド。2人(1人と1匹)がニューヨークを舞台に数々の珍騒動を繰り広げていくうちに、テッドはジョージから「遊び心」の大切さについて教えられます。子どもの頃持っていた好奇心や冒険心は、大人になるにつれて失われてしまいがちなもの。でも、溢れんばかりの遊び心は、毎日を楽しく生きるためだけでなく、人をも幸せにするパワーを持っています。ユーモア満載のアニメーションでありながら、大人から子供まで楽しめる味わい深い作品です。
「おさるのジョージ/Curious George」
監督/マシュー・オキャラハン
声の出演/ウィル・フェレル(テッド) ドリュー・バリモア(マギー) フランク・ウェルカー(ジョージ)
配給/UIP映画 |