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セントラル・ステーション


ずらりとならんだ各国の名作・傑作・大作たち。
さぁ、あなたならどの代表作品に優勝カップを手渡しますか?


ブラジルは本大会一番のダークホース作品で勝負に挑む!
 WORLD CUPといえばサッカー。サッカーといえばブラジル。でも、映画のワールドカップとなると、ブラジルには不利なんじゃないの…?なんて心配はどこ吹く風。ベルリン映画祭で金熊賞受賞の感動作「セントラル・ステーション」をひっさげて、ブラジルは並み居る強敵を尻目に、虎視眈々と優勝を狙うのであります。

戦力
人気
満足

心温まる少年とオバサンのロード・ムービー
 ひとときも心が休まることない雑然としたリオ・デ・ジャネイロの中央ステーションは、今日もさまざまな人々が集まっては、去ってゆく。文盲な人たちのために駅のホームで手紙の代筆をして生計をたてるドーラは、ある日、仲睦まじい母と少年の手紙を代筆した。手紙の内容は家出した夫にふたりで会いに行くというもの。ところがその直後、少年の母は交通事故に遭い死んでしまう。ひとり残された少年ジョズエ。これまで自分のことしか考えなかったドーラは、なぜか少年の存在が気になって仕方ない…。
 紆余曲折を経て、父親探しの旅に出た少年ジョズエと気難し屋のドーラおばさん。憎みあったり笑いあったり…ふたりを乗せたバスはゆっくりと感動の終着駅へと向かうのでありました。

流す涙はティッシュひと箱分
 はっきり言って泣けます。笑えます。そして人に優しく接したくなる純粋で朴訥な映画の決定版です。映画の序盤からウルウルしはじめ、中盤になるともう涙が止められず、クライマックスに至っては目から鼻からズルズル涙が溢れっぱなし。気づいたらティッシュひと箱空になってたりして。省エネ主義の方は、涙用のバスタオルを肩にかけてからご鑑賞あれ!

(南都佳成)


「セントラル・ステーション」(1998年 ブラジル)
監督/ヴァルテル・サレス
出演/フェルナンダ・モンテネグロ マリリア・ペーラ
(ヘラルド)


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