ずらりとならんだ各国の名作・傑作・大作たち。
さぁ、あなたならどの代表作品に優勝カップを手渡しますか?

全国民納得の日本代表はアニメーション作品
日本からは、本大会唯一のアニメーション作品「風の谷のナウシカ」が強豪たちに挑みます。今や国民的支持をえた宮崎アニメ。その人気の火付け役になったのが、この「風の谷のナウシカ」です。本作品が堂々と語りかける博愛そのものの精神世界は、日本はおろか全世界の人たちをも共感せしめる普遍性に満ち溢れているのです。
アニメの常識を打ち破った感動作!
火の七日間と呼ばれる戦争で栄華を極めた人類は滅び去った。それから1000年、人類の代わりに世界を支配するのは蟲たちであった…という奇抜な設定のもと、風の谷に住む少女ナウシカの愛と勇気が、人類を救う壮大なロマンティック・アドベンチャー。
腐海と称し恐れられる有毒物質が充満する森。それを造り出したのが産業文明の発展ばかりにいそしんだ人類であるにもかかわらず、その腐海の及ばぬところで飽くなき覇権争いに執着する人間たち…、罪なき蟲たちを忌み嫌い殺戮する人々…、そんな末期的な世相の中、人類と蟲たちの共存を望むナウシカの姿はりりしさに満ち溢れ、従来のアニメを超えた感動を見るものの心に育んでくれるのです。
テーマは人間の尊厳にあり
「となりのトトロ」「天空の城 ラピュタ」「もののけ姫」などなど宮崎駿が手がけるアニメ世界の共通項は人間として生きる尊厳を取り戻すこと、と言えるのではないでしょうか?すべての生物の頂点に立つ人類こそ、ほかの生物や彼らの住む自然世界を守るべき存在なのだと訴えかけています。娯楽性に満ちた宮崎ワールドの根底に流れるこういった心優しきテーマ性…それをもって日本の代表映画はWORLD CUP MOVIESに臨みます。
「風の谷のナウシカ」」(1984年 日本)
監督/宮崎 駿
声の出演/島本須美 松田洋治
(ブエナ・ビスタ) |