骨の健康・骨粗しょう症

骨粗しょう症について
女性は男性に比べてカルシウムを多く消費するため、骨が弱くなりがちです。ひどいと、腰痛を引き起こしたり寝たきりになってしまうことも! 強い骨格をつくるための対策を考えていきましょう。
骨も年齢とともに歳をとる?!骨粗しょう症って具体的にどんな症状なの?
骨粗しょう症にかかりやすい10のタイプ予防の2本柱とは?
骨粗しょう症って具体的にどんな症状なの?
骨の形成と吸収のバランスがくずれて、骨量の減り方が異常に大きくなり、骨がうすく内部構造もスカスカとなって骨折を起こしやすくなる病気、それが骨粗しょう症です。骨粗しょう症にかかると、多くは症状がありませんが、まず身長が低くなります。そのうち姿勢が前屈みになり強い腰背痛に苦しみます。
骨粗しょう症には続発性と原発性があります。続発性とは、内分泌性疾患、栄養障害、薬剤の影響(とくにステロイド)などによるもので、原因を除き治療することにより改善します。一方、大部分の骨粗しょう症は原発性で、やせた女性に多いのが特徴です。
骨粗しょう症にかかりやすい10のタイプ
1. 50歳(閉経期)以後の女性2. 70歳以上の高齢者3. やせている人(BMI値 :18.5未満)4. 歩いたり、運動することが嫌いな人5. カルシウム摂取の少ない人6. 胃切除などの消化管の手術を受けたか、慢性下痢のある人7. 卵巣をとったり、早く閉経した女性8. 喫煙習慣のある人9. アルコールを飲み過ぎる人10. 家族に骨粗しょう症患者がいる人
予防の2本柱とは?
もし上記に当てはまるとしても、骨粗しょう症を予防することは可能です。まず、自分の骨密度を知る必要があります。骨密度測定は多くの人間ドックや保健所で測定を受けることができます。そして、骨密度が低い場合はいうまでもなく、それが正常であっても、中高年の女性は平素から骨粗しょう症の予防につとめてください。次に具体的な予防方法をご紹介していきましょう。
食事と運動が予防の二本柱です。日常生活の中で簡単に取り入れられる食習慣の改善と運動のすすめの予防方法をご紹介します。ぜひ実践してみてください。
(健康事業総合財団[東京顕微鏡院] 学術顧問、東京都老人医療センター名誉院長 小澤利男)