子どもの病気事典

子どもの病気事典 – 弱視

子どもの病気事典 弱視 幼児・こどもの病気・症状・ケア

子どもの病気事典: これだけは知っておきたい、子どもがかかりやすい病気を紹介します。 小さな変化も見逃さないよう、 ふだんから注意深く確認して、症状とケアをチェック。 いつもと違う見慣れないしぐさや症状を発見したら、すぐ医師に相談しましょう。

弱視って?

弱視は視力の発達が何らかの原因で妨げられて、矯正しても視力が出ない状態。メガネを使っても、矯正視力が0.04以上0.3未満をいいます。

何歳位でかかるの?

乳児期や幼児期に見つかることが多いようです。

症状は?

テレビなどを見るときに、顔を近づけて見るようであれば、弱視の可能性があります。
片目が弱視の場合は、視力が良い方で見るため、気づかれないこともあります。

治療法・予防法?

両方に屈折異常がある場合は、メガネをかけて矯正します。
片方だけが弱視の場合は、アイパッチを使って目を覆ったり、点眼薬で視野をぼやけさせるなどの方法で、見えにくい目だけで見る訓練を行うこともあります。

お家でのケア方法?

乳幼児の弱視は治療によって、視力が回復するケースもあります。絵本や好きなビデオを見せたりしながら、訓練や矯正を行います。

頻度?

たまにある

監修:鈴の木こどもクリニック院長、鈴木 博