子どもの病気事典 – 熱性けいれん(ひきつけ)
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子どもの病気事典: これだけは知っておきたい、子どもがかかりやすい病気を紹介します。 小さな変化も見逃さないよう、 ふだんから注意深く確認して、症状とケアをチェック。 いつもと違う見慣れないしぐさや症状を発見したら、すぐ医師に相談しましょう。
熱性けいれん(ひきつけ)って?
熱性けいれん(ひきつけ)は赤ちゃんや乳幼児が急な発熱を起こしたときに起こすけいれんです。
数分でおさまり、特に後遺症などを残しません。
日本人10~20人に1人は経験したことがあるといわれるほど、比較的よく見られる病気です。
何歳位でかかるの?
生後6ヶ月以降、4歳までの小児に起こりやすいようです。
症状は?
熱によって脳に異常放電が起こり、筋肉がけいれんする病気です。赤ちゃんの脳が未熟なため引き起こされる発作で、体がガタガタ震えたり、硬直したりします。左右対称に手足が動き、持続時間は1~3分程度で治まるのが通常です。
治療法・予防法?
熱性けいれんを繰り返す子は、けいれんを抑える座薬を処方しておいてもらったほうがよいでしょう。けいれんを起こした際には、よく子どもの状態を観察し、けいれん持続時間、手足の動き方をよく観察します。
お家でのケア方法?
けいれんを起こしたときには、慌てずに様子をみましょう。衣服で体を締め付けないようにゆるめ、吐きそうな場合には顔を横にしてください。けいれんの持続時間を測ります。
もし15分以上続くような場合やけいれんが治まっても意識が戻らないなどの場合には至急病院へ連れていきます。
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