子どもの病気事典

子どもの病気事典 – おむつかぶれ

子どもの病気事典 おむつかぶれ 幼児・こどもの病気・症状・ケア

子どもの病気事典: これだけは知っておきたい、子どもがかかりやすい病気を紹介します。 小さな変化も見逃さないよう、 ふだんから注意深く確認して、症状とケアをチェック。 いつもと違う見慣れないしぐさや症状を発見したら、すぐ医師に相談しましょう。

おむつかぶれって?

おむつかぶれは汚れたおむつを長い間あてたままにしておくと、かぶれて真っ赤になります。
おむつで皮膚が擦れたり、おしっこやうんちに含まれるアンモニアや酵素の刺激で、炎症が起きます。

何歳位でかかるの?

乳幼児。おむつをしている赤ちゃんに多く見られます。

症状は?

おしり全体が赤くなったり、ポツポツとあせものような湿疹としてあらわれます。かゆみや痛みを伴い、悪化するとただれて血がにじむ赤ちゃんも。赤ちゃんにとっては非常につらいものです。
炎症がおむつのあたっているところだけに起こることが、あせもアトピー性皮膚炎との違いです。紙おむつのギャザーがあたる部分の皮膚炎も、おむつかぶれに含まれます。

治療法・予防法?

ただれがひどくなってしまったら受診して、病院で処方された炎症を抑える軟膏を塗って、様子を見ます。
1週間くらい軟膏を塗っていても良くならない場合、カンジダ皮膚炎の可能性があります。
おしりの清潔と乾燥が予防のポイントです。

お家でのケア方法?

まめにおむつを取り替えましょう。おしりが赤くなっている程度だったら、お湯で濡らしたタオルでこまめに拭いてあげてください。おむつを替えるたびに座浴したり、シャワーで洗ったりしてあげるのもいいでしょう。

頻度?

よくある

監修:鈴の木こどもクリニック院長、鈴木 博

関連情報:
おしっこ&うんち健康シグナル

おむつ交換時に赤ちゃんの健康チェック:

毎回のおむつ交換で確認ができるおしっことうんちは、
赤ちゃんの健康チェックにとても役立ちます。
おむつ替えごとに色や量、臭いなどをチェック!   ➡︎➡︎➡︎