子どもの病気事典

子どもの病気事典 – 外反偏平足

子どもの病気事典 外反偏平足 幼児・こどもの病気・症状・ケア

子どもの病気事典: これだけは知っておきたい、子どもがかかりやすい病気を紹介します。 小さな変化も見逃さないよう、 ふだんから注意深く確認して、症状とケアをチェック。 いつもと違う見慣れないしぐさや症状を発見したら、すぐ医師に相談しましょう。

外反偏平足って?

外反偏平足は足の裏に土踏まずがないため、足首が外側に反っている状態です。
足の筋肉やじん帯が弱い赤ちゃんにみられるようです。多くの場合、歩き始めても足の裏に土踏まずができません。

何歳位でかかるの?

3歳くらいになっても土踏まずができず、偏平足になります。
運動を嫌がり、足の痛みをよく訴えます。

症状は?

赤ちゃんにはもともと土踏まずがなく、歩き始めるにつれて形作られていくのですが、外反扁平足の人は土踏まずができません。このため、長時間歩くと足が痛くなり、すぐに疲れてしまいます。

治療法・予防法?

ひどい場合は、整形外科で、矯正靴や矯正具などによる治療を行うことがあります。
歩くことに支障がある場合は、早めに相談するとよいでしょう。

お家でのケア方法?

素足で過ごさせたり、歩く・走るなどよく運動を行ったり、つま先立ちが土踏まずの形成によいといわれています。

頻度?

まれにある

監修:鈴の木こどもクリニック院長、鈴木 博