子どもの病気事典

子どもの病気事典 – てんかん

子どもの病気事典 てんかん 幼児・こどもの病気・症状・ケア

子どもの病気事典: これだけは知っておきたい、子どもがかかりやすい病気を紹介します。 小さな変化も見逃さないよう、 ふだんから注意深く確認して、症状とケアをチェック。 いつもと違う見慣れないしぐさや症状を発見したら、すぐ医師に相談しましょう。

てんかんって?

てんかんとは、脳の神経に異常な興奮が起こり、電気的な刺激を生じるため、筋肉がピクピクしたり、硬直したりする病気です。

何歳位でかかるの?

先天性の原因で起こることもあるし、何らかの原因で乳幼児期以降に始まる場合もあります。

症状は?

けいれん発作には、全身が短時間突っ張ってしまう強直発作や、意識が短時間途切れてしまう欠伸発作、体が一瞬ピクッとけいれんするミオクロニー発作、突然意識を失い倒れ、手足をガクガクさせる大発作などがあります。
発作が止まると、頭痛、入眠などが続きます。

治療法・予防法?

脳波検査を行い、てんかんであるかどうかを調べます。てんかん場合は、抗けいれん薬による治療を行います。

お家でのケア方法?

生活に大きな規制はありませんが、発作を誘発する、睡眠不足や薬の飲ませ忘れに注意しましょう。 家族や周りの人は、発作が起きたときの適切な対処法を熟知しておきましょう。

頻度?

たまにある

監修:鈴の木こどもクリニック院長、鈴木 博