七福神めぐり

開運!谷中七福神めぐり

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開運!谷中七福神めぐり、七人の神さま七福神めぐりで神だのみ。

七福を得て、七難を避けるといわれる七福神めぐりは、江戸時代に日本全国に広まり、今も新春の風物詩として親しまれています。それぞれの神さまにそなわった徳、そしてよこ顔も知って福を呼び込むために、皆さんもめぐり歩いてみませんか?

日本全国谷中七福神めぐり江戸情緒を感じて歩いてみよう。

七福神めぐりのスポットは古今東西、日本全国に点在しています。

今回、eSampo編集部では都内最古の谷中をめぐってみました。江戸情緒を感じながら上野、日暮里、谷中、田端…、など寺町、谷中界隈をそぞろ歩き。皆さんのもとへもぱぁ~っと、福を運び込めればと思います。

まずは、JR田端駅で下車し、福禄寿が祀られている東覚寺からスタート。

田端駅から徒歩10分弱で到着します。不動前に一対の仁王像が立ち、『自分の体の具合の悪いあところと同じ場所に赤紙を貼ると病が治る』といわれている赤紙仁王像も有名です。このお寺の福禄寿は、杖と宝珠を持っていて、金襴の冠をかぶり、両手に経巻を握っています。

次に訪れたのは恵比寿さまが祀られた青雲寺

JR日暮里駅からアクセスしても良いのですが、不忍通りを通り15分強ほどで歩いてみました。本堂の中には恵美寿神(正直になれるご利益があると言われている)が祀られています。境内には江戸を代表する、「南総里見八犬伝」の作者滝沢馬琴の筆塚の碑もあります。

青雲寺から、徒歩3分ほどで修性院に到着。

途中から見えてくるピンクの外壁には、春夏秋冬の布袋尊さまのイラストが描かれています。こちらの布袋尊は「日ぐらしの布袋」として知られていて、口を開いた笑い顔、重量が200キロもあるほど巨大。ここのあたり一帯は、その昔、花の絶えることがなかったそうで、花見寺とも呼ばれていたとか。

古い民家も残る住宅街を抜けて、歩くこと10分強、毘沙門天が祀られた天王寺に到着です。

堂々とした毘沙門天は、比叡山の円乗院から迎えた木像で、伝教大師の作と伝えられています。清々しい境内には、温かな表情のお顔で手を合わせた大仏様もいらっしゃいました。

谷中霊園を抜けて5分ほど歩くと、寿老人が祀られた長安寺の門が見えてきます。

このお寺の寿老人は徳川家康が納めたと言われていて左脇には鹿を従えています。

通りに面した門はさほど大きくなく、目立たないので要注意。英語で表された『CHOANJI TEMPLE』を目印にしましょう。

言問通りを抜けて歩くこと15分ほどで、大黒天が祀られた護国院が見えます。

大黒天は本堂の中に納められているので、お正月だけではなく通年を通してお参りできます。このお寺の大黒天は、若々しく凛々しいのでパワフルなご利益がありそう。

徳川家康ゆかりの古いお寺は、手入れが行き届き清楚な感じ。江戸時代には『福湯』という行事が行われ、幸福を授かるといわれていたとか。

護国院の前の道を上野方面に向かって下りていくこと20分弱、不忍池弁天堂の入り口が見えてきます。

蓮池としても知られ、緑の蓮に覆われた池の中央の島に弁天堂があります。お堂に祀られた、弁財天は江戸時代から多くの人に慕われていたそう。ここから上野駅までは通りの前の寛禄清水観音堂への階段を上がり10分ほど。

七福神めぐりの期間は、例年は1月1日から10日まで、時間は9時から17時です(日時等は通年のデータとなります。状況によりご開帳や御朱印受付期間が異なる場合があります。)

今回、編集部が谷中めぐりに要した時間は、3時間弱くらいでした。

七福神のご朱印を集めることもできます。谷中七福神めぐりでは、色紙ではなく和紙でできた台紙に御朱印を頂いていきます。和紙の台紙は1000円です。色紙(台紙)への御朱印が1つ200円。御朱印帳に御朱印を頂く場合は、300円です。(※値段は変更になっている場合があります。)